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2015年10月7日(水)

老年看護学概論の授業で高齢者疑似体験を行いました(保健看護学科)

 保健看護学科1年生45名は、老年看護学概論の授業で高齢者疑似体験を行いました。
体験を通して高齢者の身体機能の変化を知り、その変化が日常生活にどのように影響しているか、環境の調整や日常生活の援助のあり方を考えました。また、高齢者の気持ちを考えながら体験を行いました。


学生は全員、高齢者体験と共に、高齢者の援助役、高齢者と援助者を観察する役を体験し、高齢者の理解を深めました。


杖をつき歩行から開始し、階段の昇降や新聞を読んだり、自動販売機の使用、トイレ体験を行いました。


その後、体験を通して感じたことや考えたこと、生活の不便さへの回避や改善方法、高齢者が感じている気持ちへの配慮などグループ内で話し合い、発表、意見交換をして情報を共有しました。グループ発表の中で、「自分達が思っていた以上に、高齢者の大変さがよくわかった。高齢者の思いに耳を傾け、否定せずに話を聴き、生活のしずらさについて改善策を一緒に考えていきたい。」と、高齢者の理解が深まりました。2月にある初めての病院実習に向け、今後も、基礎知識の習得と共に、看護を深めていくことを期待しています。

                     老年看護学担当:草地由佳

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

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