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2013年7月30日(火)

看護学概論・病院見学を実施!(保健看護学科)

看護学概論の一環として病院見学を行いました。看護サービス提供の場の一つとして病院の概要を知り、医療に携わる多職種について学び看護への関心を高めるために実施しています。実習を終えた学生のレポートを紹介します。

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看護学概論「病院における医療・看護の実際」 

私は看護の道をめざしているので、病院見学の目標として看護活動の実際を知ること、チーム医療における看護師の役割について重点に置き臨んだ。

見学させていただいた玉野三井病院では、主に高齢者に看護を提供している。看護部・高井先生の講義ではハード面とソフト面の第一印象が重要だと話されていた。

病院の構造は、整形外科、リハビリテーション、レントゲン室が近くに設置されていて、移動距離を少なくする工夫がされていた。また、壁には手すりがついていて、歩行中に転倒しないよう最新の注意がはらわれていた。

各診療科では理学療法士や管理栄養士など看護師や医師以外の方が働いていた。その中でチーム医療における看護師の役割は、24時間患者さんを看ることである。つまり他の医療従事者よりも患者さんを知ることができ、医療を提供するうえで中心的な役割を担うことになる。そのため看護師は各医療従事者と密接に関わる必要がある。

例として栄養部の先生の講義では、給食管理と栄養管理があり、栄養管理では患者さんのデータが必要になるので、看護師の情報がとても重要になると話されていた。適切な食事を提供するためにも患者さんの身体状態などをよく看ていかなければならない。近年では在宅看護の需要が高まり、地域と医療の関わりが多くなってきている中、看護師が担う役割も増えてきていると話されていた。

今日の見学で看護師は患者さんのケアをするだけでなく、チーム医療の一員として多職種の知識も勉強し、各医療従事者と連携を図り対等にディスカッションできるようになる必要があると感じた。

保健看護学科 1年 小西健太
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保健看護学科1年生は学内演習を重ね、2月より基礎看護学実習に臨みます。人間のすばらしさに気づき、学生自身の成長に期待しています。

(保健看護学科・袛園壽惠子)


written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

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