2018年4月25日(水)

「国際看護」の授業を 玉野総合医療専門学校保健看護学科4年生が受講

玉野総合医療専門学校保健看護学科では、4年次に「国際看護」という科目の中で、AMDAの海外での活動に携わっておられる方に講義を頂いております。

あらゆる災害が少ないといわれている岡山県で暮らしている私たちの日常は「奇跡」なのではないかと思う。まさにこの瞬間、世界ではどのようなことが起こっているのだろう。人や物、情報が地球上を行き交う時代に、看護を目指す者として、グローバルな視点を養うとともに、世界の平和を願い、一人一人ができることから行動して欲しいという“思い”を込めて講義を依頼しています。
学生たちが映像の中に自分を置き、「困ったときはお互いさま」の精神の本質を体感していた姿は印象的でした。
「AMDAの人道支援外交の三原則」に基づいて、実際、活動している方でないと伝わらない、貴重な講義を毎年していただいていることに感謝しています。



<学生の感想>
○世界には、1日1ドル25セント(約145円)で暮らす人々が、97億人中8億人いると知り、世界の貧困について考えさせられました。日本は恵まれている国であるということを改めて痛感しました。
○現地で何を必要としているのか、現地の習慣・風習なども含めて、現地の人々の理解が大切だと思いました。
○お互い助け合う関係性を大切に、現地の人も巻き込みながら、現在の生活を支援するだけでなく、今後も継続して生活ができるよう支援することが大切だとわかりました。
○AMDAの実際の活動の詳細を知る機会をいただき、戦争を止めることはできないのかもしれませんが、少なくとも罪のない人々の命や未来を守ることができたとしたなら、それは平和に近づく一歩だと感じました。尊い活動をされている実際の経験を聞くことができ、国際看護について少し理解できたように思います。子どもたちの健やかな成長と、より良い環境で生活していけるよう、私にできることを考えていきたいです。

玉野総合医療専門学校保健看護学科教員 三浦都子

written by tamasen [保健看護学科] [この記事のURL]

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