2021年8月26日(木)

地域理学療法学実習を終えて(理学療法学科3年生)

8月上旬の5日間、理学療法学科3年生は1年遅れの地域理学療法実習を行いました。本来ならば、昨年度の2年生の8月に行う予定でしたが、コロナ禍で延期され、この度、実施することが出来ました。

3年生にとっては初めての実習であり、緊張と不安とで臨んだ実習でした。2年生の夏に参加する実習よりも1年分の知識、技術を備え、社会性や人間性も成長した状態で臨むことになったため、いろんなプレッシャーがあったようです。


本日、実習を終えての報告会を実施しました。それぞれの施設の違いや見学した内容、体験した内容など各個人で写真を見せながらの発表、質疑を行いました。
(一部抜粋)
・コミュニケーションを取ることが難しかった。話題など普段からニュースや新聞を見たいと思う。
・普段学校では体験できない実際の移乗動作や入浴介助などを見学させて頂いたが、学んだ知識を利用者の方に行うことはとても難しかった。
・指導者に質問されても答えることが出来ず、勉強不足を痛感した。
・今回の経験を学内授業や次の評価実習につなげたい。
・コロナ禍で窓越しでしか会えない家族が涙を流しながら面会をしている姿を見て、こんな状況で実習をさせて頂いたことに感謝している。






今回の経験は、今後への大きなモチベーションとなったようです。年明けには評価実習が始まります。今度は実習に行くにあたり、多くの準備が必要です。9月末から後期授業が始まり、また卒業論文データ収集など課題が盛り沢山の3年生ですが、みんなで乗り越えていきましょう。
最後になりましたが、コロナ禍で大変な状況であるにも関わらず、受け入れをしてくださいました実習地の職員の皆様、利用者様、利用者様のご家族の皆様、大変貴重な経験をさせて頂きましてありがとうございました。

written by tamasen [理学療法学科] [この記事のURL]

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