2021年8月27日(金)

「循環呼吸系理学療法学演習」〜喀痰吸引の実技を行いました〜

昨日、循環呼吸系理学療法学演習の講義の中で喀痰吸引モデルを使った実技練習をしました。理学療法士は内部障害の患者対応をすることも多く、昨今のコロナ禍ではコロナ患者の対応も増えています。その状況下では実際に理学療法士が喀痰吸引をする機会があります。(*喀痰吸引研修を受講した者が実施可)
新カリキュラムでは喀痰吸引を授業で行うよう指定規則が改定されたので、本校では保健看護学科、介護福祉学科に協力してもらい、本年度より実施しました。





以下、学生のコメントです。
教わった内容の中で特に、手指消毒や手袋を着けること、吸引カテーテルの挿入部は触れさせないなど、衛生面や感染対策に注意していました。私たちもいつか吸引をする時が訪れるかもしれません。吸引行為は理学療法士が行う技術の中でも、数少ない人体の内部に行う技術だと思います。実際にモデルを相手に鼻腔内から吸引カテーテルを挿入してみると、途中で引っかかったりして難しかったです。患者様が不快感を覚えることもあるため、私たちは患者様に不快感を与えないように、たくさんの練習が必要だと分かりました。
理学療法学科3年 落合 晃侑


実技は最初見学しているときは簡単そうに見えましたが実際にモデルを使用してチューブを鼻腔から通してみるとチューブを入れるのがとても難しく入れにくかったです。理学療法士になって研修を行って喀痰吸引を本当の患者様に行う日がいつか来ると思うと今回の実技は初めて習うことばかりでとても勉強になりました。今後の実習などで活かしていけたらと思います。
理学療法学科3年 津田 祥史


written by tamasen [理学療法学科] [この記事のURL]

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