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部活動中の思わぬケガ、料理中にうっかり指を切ってしまった時、火傷をしてしまった時…そんな時、あなたは正しい傷の手当ての方法を知っていますか?「消毒液を塗ればいい?」「絆創膏を貼れば大丈夫?」と思いがちですが、実はその手当て、間違っているかもしれません。
玉野総合医療専門学校では、高校生の皆さんと保護者の方を対象に、保健看護学科による特別公開講座を開催します。今回のテーマは、いざという時に大切な人を守るための「正しい応急処置」です。この講座で正しい知識と技術を身につけることで、皆さんの「助けてあげたい」という優しい気持ちが、確かな「守る力」に変わります。
もしかして、こんなことで悩んでいませんか?
・部活動中や日常生活でケガをすることが多く、正しい応急処置の知識がない 。
・身近な人がケガをした時、どうすれば良いか分からず不安になる 。
・医療・看護の分野に興味があるけれど、将来の仕事のリアルをまだ知らない 。
・家族の健康管理に役立つ、専門的な知識を身につけたい 。
この講座に参加すると、どうなるの?
この講座では、看護師と保健師のWライセンスが取得できる本校ならではの視点から、応急処置の「なぜ?」を深く掘り下げます。単なる手当ての方法だけでなく、傷が治るメカニズムや、病院での専門的な処置までを分かりやすくお伝えします。
正しい知識を身につけることで、今までなんとなく行っていた手当てをより効果的な方法にアップデートでき、いざという時でも冷静に対応できる自信がつき、誰からも頼られる存在になれます 。また、将来医療・看護・介護の分野で働くことの魅力や、患者さんの心に寄り添うことの大切さを知り、進路を考える貴重なヒントが得られます 。
玉野医専がこの講座に込めた想い
玉野総合医療専門学校は、単に専門知識を教えるだけでなく、地域社会の健康に貢献できる人材を育成することを目指しています。看護師と保健師のWライセンスが取得できる本校ならではの視点から、今回の公開講座を企画しました。
「傷の手当て」という身近なテーマを入り口に、看護の専門性や人の心に寄り添うことの大切さを知っていただきたいと考えています。この講座で学ぶ応急処置や健康維持の知識は、病院での看護だけでなく、将来保健師として地域の人々の健康を守るためにも役立つ、大切な基礎知識となります。
この講座を通して、自分のためだけでなく、大切な家族や友人のために、いざという時に冷静な判断力を身につけていただきたいと願っています。皆様の未来に役立つ知識と、明日から活かせる「やさしさ」のヒントを提供したいと考えています。
【講座内容:実践を通して学ぶ、明日から役立つ傷の手当てと応急処置のポイント】
本講座は、医療機器の清潔操作や、日常生活で起こりうる受傷時の対応について、単なる座学ではなく、体験を通して「もしも」の時に備えるための判断力と実践力を身につけることを目的としています。
①「傷」の基礎知識:身近な傷から、医療現場の専門用語まで
擦り傷や切り傷といった日常的な傷と、医療現場で使われる専門用語「創傷」の違いを学びます。傷の種類によって適切な手当てが異なることなど、その基礎知識を分かりやすく解説します 。
②病院で行われる専門的な手当て:病院で起こりやすい「傷」とその処置
病院で起こりやすい様々な「傷」について解説します。特に、高齢者に多い「スキンテア」という皮膚のトラブルに焦点を当て、その原因と適切な手当て方法を医療現場の視点から詳しくお伝えします 。
③日常で起こる緊急時の対応シミュレーション:もしもの時、どうする?
駅の階段で転んだ、ガラスが刺さったなど、日常生活で起こりうる緊急時のシチュエーションを想定し、冷静に対応するための判断力や行動の順番を体験を通して学びます 。
④傷の治りを早めるための豆知識:意外と知らない!治癒を促進するポイント
傷を早くきれいに治すために大切な、食事や生活習慣のポイントをご紹介。栄養管理や清潔の重要性など、すぐに実践できる豆知識を学びます 。
開催概要
テーマ: 「正しい傷の手当、知ってますか!?」~病院での実際・日常での緊急時~
日時: 2025年10月26日(日)10:00~12:00(受付9:30~)
場所: 玉野総合医療専門学校
対象: 高校生および保護者
参加費: 無料
定員: 40名
講師: 保健看護学科教員 片山順菜・森晴香
お申し込み方法
参加ご希望の方はこちらからお申し込みください。
親子でもグループでも高校生お一人でも、皆様のご参加を心よりお待ちしております!

