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先日開催された「令和7年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会」に、本校理学療法学科1期生の小畑貴章さん(倉敷平成病院勤務・本校非常勤講師)が、倉敷翠松高等学校女子バスケットボール部の帯同トレーナーとして参加されました 。
病院での理学療法士としての業務に加え、スポーツトレーナーとしても活躍されている小畑さん。今回は、選手たちに寄り添い、インターハイという大舞台で活躍するプロフェッショナルな業務内容や、玉野医専で培った学びについてお話を伺いました。


1.トレーナーとしての業務とやりがい
小畑さんのトレーナー業務は多岐にわたり、まさに選手のパフォーマンスを支える要です。
・多岐にわたる業務
練習や試合中の応急処置、テーピング、ケア。さらに、専門知識を活かしたメディカルリハビリテーションやアスレティックリハビリテーションも実施しています。
・コンディショニングサポート
試合時には、選手のウォーミングアップやクールダウンのサポート、ドリンクやサプリメントの指導も担当しています。
・チームとの関わり
倉敷翠松高等学校女子バスケットボール部との関わりは約2年半になり、スポーツの現場で活動する上で学んだ、応急処置を中心とした救急対応や、コンディショニング・リコンディショニングの知識と技術が役立っていると語ります。


やりがい
トレーナーとして最もやりがいを感じるのは、選手のパフォーマンスが目に見えて向上する姿を見たときです。自身の指導や関わりが選手の成長や自信につながっていると感じる瞬間は、大きな喜びになるとのことです。
2.プロフェッショナルとしての挑戦
「プロ」として活動する小畑さんは、難しい局面にも向き合っています。
怪我をした選手を完全に休ませるのではなく、プレーを継続しながらのリハビリテーションが必要なケースでは、難しい判断が求められます。どこまで負荷をかけるべきか、どの動きなら許容できるかを見極めるためには、選手の状態だけでなく、競技にかける「思い」もしっかり汲み取ることが重要です。
それでも、選手や指導者と信頼関係を築きながら、チームの一員として共に戦えることに大きなやりがいを感じているそうです。
3.玉野医専での学びが活きる
スポーツ分野での活動を志していた小畑さんにとって、玉野医専でスポーツに特化した講義を受けられたことは、現在の活動に大いに役立っているとのことです 。特に、現場で活躍する講師から直接話を聞く機会は、貴重な経験だったと振り返ります 。
4.今後の目標
今後は、競技力の向上と選手の満足を両立できる、質の高いサポートを追求していきたいと語ってくれました 。
小畑さんの今後のご活躍を、教職員一同、心より応援しています。
【玉野医専でスポーツに貢献するプロを目指しませんか?】
本校では、小畑さんのように理学療法士とトレーナーのダブルスキルを活かして活躍する卒業生が多数います。スポーツの現場で即戦力となり、選手を支えるプロフェッショナルとして、実際に多くの卒業生が活躍していることが、玉野医専の強みです。
さらに、来年度からはスポーツ分野を強化したカリキュラムに改訂し、皆さんの夢をより強力にバックアップします。
スポーツ分野での活躍に興味がある方は、ぜひ学校ホームページやオープンキャンパス情報をチェックしてください!