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この度、玉野総合医療専門学校 保健看護学科が、厚生労働省が推進する「看護現場におけるデジタルトランスフォーメーション効果検証事業(看護師等養成所におけるDX効果検証事業)」に選定されました 。
これは、これからの看護現場で必要不可欠となるデジタルトランスフォーメーション(DX)を看護教育に取り入れ、その効果を検証するための重要な取り組みです 。全国の数ある看護師等養成所の中から、本校を含めわずか10校しか選定されないという 、大変光栄な結果となりました。
本校の取り組みと今後の展望
本校保健看護学科では、これまでも時代のニーズに応えるべく、実践的な看護教育を提供してまいりました。今回の選定を受け、教育カリキュラムにDXの要素をさらに深く組み込み、学生たちが将来の看護現場でデジタル技術を最大限に活用し、看護の変革を力強くリードできる看護師へと成長できるよう、教職員一同、全力を挙げて尽力してまいります。
具体的には、本事業期間である令和7年4月1日(または選定日)から令和8年3月31日までの間に 、以下のICT機器等を導入し、シミュレーターを活用し、よりリアルな演習を学内で実現させることで、実践的な学習環境を整備します 。
・周産期・小児看護シミュレーター: 周産期や小児の患者ケアにおける多様な状況を再現し、学生が安全かつ効果的な看護実践を学ぶためのシミュレーション演習を充実させます 。
・デブリーフィング&データ管理システム: シミュレーション演習の様子を多角的に記録・分析し、学生の行動や思考プロセスを詳細に振り返ることで、より深い学びと効果的な指導を可能にします 。
・臨床実習支援システム: 実習記録のデジタル化を推進し、学生の実習における記録時間を短縮することで、学習時間の確保と学びの深化を図ります 。
これらの導入により、保健師・看護師統合カリキュラム認定校として、全世代の健康支援に貢献できる看護師・保健師の育成をさらに強化します 。また、本校の理学療法学科、作業療法学科と教材を共有し、協働学習が可能となる点も強みです 。
この事業を通じて得られる知見は、本校の教育だけでなく、全国の看護教育におけるDX推進のモデルケースとなることを目指します 。地域医療の発展に貢献し、未来を支える質の高い看護師の育成に、これからも情熱を注いでまいります。
玉野総合医療専門学校 保健看護学科で、未来の看護を学びませんか?
今回の選定は、本校の教育内容が高く評価された証です。看護に興味があり、新しい技術を取り入れて患者さんをサポートしたいという意欲のある方は、ぜひ本校で一緒に学び、これからの看護を創造していきましょう!

