理念
教育方針・目的
校是
理事長挨拶

学校法人 加計学園
理事長・総長
加計 孝太郎
新型コロナウイルスの感染拡大では、我が国も政治、経済、産業などあらゆる分野がその影響を被りました。全国で連日、感染者の報告がなされ、医療現場におきましては、常に感染リスクと直面しながらの対応に追われ、医療崩壊寸前にまで追い込まれました。やっと落ち着きを取り戻してきつつあり、胸をなで下ろしています。
「レモンを手に入れたらレモネードを作れ。 酸っぱいからといって捨ててしまうな」とは、アメリカ合衆国のフィランソロピストとして有名なジュリアス・ローゼンウォルドの言葉であります。新型コロナウイルスの教訓にあてはめてみますと、「アフターコロナの時代と社会を皆で創造していく」ことではないでしょうか。コロナ終息後の世界は、コロナ以前とは様変わりしていることは容易に想像できます。そして、医療の世界におきましても、今まで想像もできなかった事態にも冷静かつ的確に対応できる能力を持った人材が求められていくことは、これからの時代の要望であると言えます。
本校におきましても、「ひとりひとりの 若人が持つ能力を最大限に引き出し 技術者として社会人として 社会に貢献できる人材を養成する」という建学の理念の下、「21世紀の社会が求める保健・医療・福祉専門職の育成を目指す」ことを教育方針として学生の皆さんへの教育指導にあたっております。かつて大きな歴史の変動期に新しい時代を創造したのは若い世代の力でありました。そして、今再び、その若い世代の力が求められております。本校で私たちと一緒に、これからの激動ともいうべき新しい時代の医療を一緒に創りあげていきましょう。皆さんのご入学を心からお待ちしています。
校長挨拶

玉野総合医療専門学校
校長
北山 順崇
わが国は2035年には、総人口の33.4% およそ3人に1人が65歳以上となり、本格的な超高齢社会を迎えます。総人口と生産年齢人口が同時に減少し、少子化と高齢化が複合的に進行します。一方で、医療の進歩やAIなどのテクノロジーの急速な発展、また社会における健康意識も高まっており、医療関連職には高度な技術とともに、医療システムの変化に対応できる柔軟性が求められます。既に慢性疾患の罹患率の増加により疾病構造が変化し、保健医療福祉制度は疾病や傷害の治癒・回復を目的とする「医療モデル」から、生活の質に焦点をあて、その人らしく暮らすことを支える「生活モデル」へと大きく転換しつつあります。その流れに伴って、看護師・保健師・理学療法士・作業療法士の活躍の場や求められる能力も多様化しています。
本校では4年間の充実したカリキュラムのなかで、校是「学・術・道」の精神に則り、最新の知識と確かな技術の修得はもちろんのこと、ひとの気持ちに寄り添える優しさと共感性を身につけ、豊かな心と高い倫理観をもつ保健医療のスペシャリストを育てます。本校は開校して四半世紀の歴史を積み重ねてきました。人々の命と暮らしを支えたいという高い志をもち、社会に役立つ人となるために、本校を学びの場として選んで下さることを期待しています。
沿革
- 平成 7年
- 玉野市より高等教育機関の設置要望を受けて、平成10年4月の開校を予定
- 平成 9年 9月
- 校舎竣工
- 平成 9年12月
- 玉野看護福祉総合専門学校認可/厚生省より看護婦・保健婦養成所に指定
- 平成10年 3月
- 厚生省より介護福祉士養成施設に指定
- 平成10年 4月
- 保健看護学科40名/介護福祉学科40名 定員総数240名で開校
初代校長 金政 泰弘 就任 - 平成13年 1月
- 校舎竣工(増設)
- 平成13年 3月
- 厚生労働省より理学療法士・作業療法士養成施設に指定
- 平成13年 4月
- 理学療法学科40名/作業療法学科40名 定員総数320名で学科開設
学科新設に伴い玉野総合医療専門学校に校名変更 4学科で総定員数560名となる
■医療専門課程:保健看護学科・理学療法学科・作業療法学科
■教育・社会福祉専門課程:介護福祉学科 - 平成17年 4月
- 2代目校長 岡田 茂 就任
- 平成17年12月
- 文部科学省より高度専門士(保健看護学科・理学療法学科・作業療法学科)の称号課程として認定
- 平成18年 3月
- 文部科学省より大学院入学資格(保健看護学科・理学療法学科・作業療法学科)を付与
- 平成20年 4月
- 開校10周年
- 平成22年 4月
- 3代目校長 高井 研一 就任
- 平成27年 4月
- 4代目校長 平井 義一 就任
- 平成30年 4月
- 開校20周年
- 令和 3年 4月
- 介護福祉学科募集停止
- 令和 3年 4月
- 5代目校長 北山 順崇 就任
グループ校
中四国をはじめ、関東、近畿など日本全国に拡大し続け、その数は日本全国に現在、4法人18校園にまで達し、約1万5,000人の学生・生徒の学び舎となっています。グループ内の各大学では、研究・教育課程で相互協力や親睦を深めるための遠隔授業を実施。時代を先取りし、即戦力を備えた人材を育成するための教育の輪を広げるべく努力を重ねています。

岡山理科大学(岡山県岡山市)

倉敷芸術科学大学(岡山県倉敷市)

千葉科学大学(千葉県銚子市)